M61銀河 投稿者:
夢作 投稿日:2014/04/18(Fri) 18:26 No.2402 |
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おとめ座のγ(ガンマ)星とο(オミクロン)星を結ぶ線の中程にある「M61」です。 これも腕の開いた渦巻銀河である「Sc」に分類されていますが、棒渦巻銀河に分類してもおかしくないと思います。
いずれにしても、エビかカニのような甲殻類の脚のような渦巻が不思議です。 回転しているのだから、丸っこい滑らかな渦にならなければならないのに・・?
2014年4月1日 01時54分、 総露出時間1120秒(10コマ・コンポジット)、コントラスト・明るさ調整
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Re: M61銀河
Civet - 2014/04/19(Sat) 00:59 No.2403 | |
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夢作さん、こんばんわ。
数々の棒渦状銀河の画像、ありがとうございます。あの名著「写真で見る小宇宙T・U・V」のデジタル版が遠からず出来そうな勢いですね!
我々の銀河系も昔はM31みたいな形と言われてましたが、最近では棒渦状と考えられているようですね。ウィキペディアに載っていた想像図を添付しましたが、M61に似てますね。ひょっとしたら、これが想像図のモデルになっているかも。 |
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Re: M61銀河
夢作 - 2014/04/19(Sat) 21:54 No.2404 | |
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Civetさん、こんばんは。
有名処の天体を撮影するだけでも2〜3年は掛かりそうだし、全NGC天体となると10年でも足りなさそうなので、息の長い仕事(?)になりそうです。
我が天の川銀河の想像図、確かにM61に似てますね。棒渦状と考えられるようになったのは1980年代になってからのようですね。 Civetさんご紹介のウィキペディアの記事の一部を以下に転載させていただきます。 ---------------------------------------------------------------
2005年現在、銀河系はハッブル分類で SBbc に分類される棒渦巻銀河で、総質量は約1兆2600億太陽質量であり[3]、約2000億〜4000億個の恒星が含まれていると考えられている[4]。 銀河系が普通の渦巻銀河でなく棒渦巻銀河であると考えられるようになったのは1980年代になってからである。2005年にスピッツァー宇宙望遠鏡によって行われた観測でもこのモデルは裏付けられており、さらに銀河系の棒構造はそれまで考えられていたよりも大きいことが明らかになっている[7]。 銀河系のディスクは直径約8万 - 10万光年と見積もられている。太陽から銀河中心までの距離は約26,000 - 35,000光年と見積もられている。ディスクは銀河中心では外側に膨らんでいる。 銀河系の中心には非常に大きな質量を持つコンパクトな天体が存在しており、大質量ブラックホールである可能性が高いと考えられている。現在ではほとんどの銀河が中心に大質量ブラックホールを持つと考えられている。 |
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